
太陽からの光には、目に見える可視光線と目に見えない
赤外線・紫外線があります。
紫外線は、さらにUVC波、UVB波、UVA波の3つの種類に
分けられます。
そして、富士フイルムは、このUVA波の中でも、他の紫外
線と比べて肌の奥深くまで入り込み、ダメージを与える
紫外線を「Deep紫外線」と名付けました。

地上に届く紫外線のうち、ひりひりとした日焼けを引き起こすUVB波はたったの4%、残りの95%がシワやたるみを引き起こすUVA波だったのです。
さらに、「Deep紫外線」は、私たちの浴びているUVA波の約半分、紫外線の50%をも占めていることがわかりました。

富士フイルムの研究で、従来の紫外線吸収剤では、
「Deep紫外線」が防げていなかったことがわかりました。
つまり、これまで紫外線の50%を防ぐことができていなかったのです。
下記のグラフは、横軸が紫外線の波長、縦軸が紫外線透過量を示しています。化粧品用途の紫外線吸収剤では「Deep紫外線」の領域(370-400nm)では、紫外線を防ぎきれていないことが分かります。

写真の色あせの原因は紫外線。
富士フイルムは美しい写真を保つために培った紫外線研究を活かし、「D-UVガード」を開発。「Deep紫外線」を防ぐことに成功しました。
「紫外線防御剤」と「紫外線散乱剤」をただ混ぜ合わせるという、従来の方法では「Deep紫外線」を防ぐことはできません。
「D-UVガード」は、この「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2種類を機能的に結合させることで、
「Deep紫外線」まで防ぐことができています。
さらに、紫外線吸収剤が肌に浸透せず、肌に優しい設計です。
*1 「シミの骨」とは、シミの原因となるメラニンのこと。富士フイルムが着目した、メラニンが骨組みのように見える様子を表現しています。