シミの起源に迫る!

富士フイルム独自の美白のアプローチ

根強いシミには、 メラニンの足場となる “骨組み”が重要!

シミができるのは、肌の奥深くに、
シミの原因となるメラニンが蓄積するから。

根強いシミの原因は、メラノソーム内に存在する
メラニンが沈着するための骨組みだった!

メラニン
“骨組み” 骨格タンパク「gp100」
メラノソーム
メラノソーム メラニン色素
“骨組み”にぎっしり蓄積したメラニン色素

富士フィルムの美白研究

1

シミの起源!メラノソームの形成過程に迫る

シミの原因となる、メラニンをぎっしり溜め込んだメラノソーム。
その初期段階の形成メカニズムに着目し、シミの起源に迫りました。

Stage1 メラノソーム

メラノサイト内に存在する
小さな袋(小胞)が、
メラノソームに成長する。

Stage2 “骨組み”形成

メラノソーム内部に存在する
骨格タンパク「gp100」が
線維状に整列し、“骨組み”を形成。

Stage3 メラニン蓄積

メラニン産生が開始され、
“骨組み”にメラニンが蓄積する。

Stage4 メラノソーム成熟

“骨組み”にメラニンが多量に蓄積し、
メラノソームが成熟する。

2

メラノソーム形成に関わる酵素「BACE2」

メラノソームの形成の初期段階では、酵素「BACE2」の働きが重要。
シミの骨組みの原料を供給する酵素「BACE2」の働きに着目しました。

「BACE2」の働きと“骨組み”の形成過程

メラノソーム
メラノソーム
メラノソーム
メラノソーム

“骨組み”の原料・骨格タンパク「gp100」が、酵素「BACE2」によって切り出される。

メラノソーム
メラノソーム
メラノソーム
メラノソーム

断片化した「gp100」がメラノソーム内に蓄積し繊維化。 “骨組み”を形成し始める。

繊維上にメラニンが 蓄積する

“骨組み”完成

メラニンが多量に蓄積し、 ケラチノサイトへ輸送する準備が整う。

富士フイルムは、「BACE2」の働きを阻害すると、“骨組み”が生成されないことを実証しました。

「BACE2」の活性有無で メラノサイト内のメラノソームを比較観察

「BACE2」活性あり

“骨組み”を確認

「BACE2」活性なし

“骨組み”が形成されていない
3

独自成分「ナノオリザノール乳化物」開発

メラノソーム形成に関与する「BACE2」の働きを阻害する成分の探索を進め、
「オリザノール」にその効果を発見。

この効果をさらに引き出すため、肌との親和性が高く、
角層へ浸透しやすいオイルと組み合わせてナノ化した独自成分を開発。
肌内部へより深く届かせることが可能になりました。
その浸透性は、従来技術の約2.6倍!

ナノオリザノール乳化物

オリザノールと浸透性を高めるオイル

ナノオリザノール乳化物の皮膚浸透性評価