肌の土台の秘密

富士フイルムの
独自研究×技術力

肌の土台=セラミドとは?

「セラミド」は肌のバリア機能を持つ角層に存在し、肌の土台とも言える重要な成分。
細胞と細胞の間を満たすように存在する「セラミド」は肌内部の水分を外に逃さず、
うるおいを保つことで、外からの刺激を侵入させないバリア機能を維持する
大切な役割を担っています。

-セラミドが足りている肌-
セラミドが足りている肌 セラミドがぎっしりな肌 うるおい保持機能で水分を肌の内部にしっかり保持 セラミドがぎっしりな様子 セラミドがぎっしり 外からの刺激 バリア機能 ダメージの侵入を防御 うるおい1 ※角層イメージ図
-セラミドが不足している肌-
セラミドが不足している肌 セラミドがスカスカな肌 うるおい2 隙間から侵入したダメージ セラミドがスカスカな様子 セラミドがスカスカ 隙間から水分が逃げる 隙間からダメージが侵入する ※角層イメージ図

しかし、
セラミドは加齢により減少してしまいます。

-年齢によるセラミドの減少-
年齢によるセラミドの減少 10代 30代 40代 -40% -25% 年齢によるセラミドの減少100%
*1 10代の肌内部のセラミド量を100%とした場合の比率
(出典:J Invest Dermatol 96:523-526,19

いつまでもハリやうるおいに満ちた美肌を保つためには、
肌の土台=セラミドをしっかりケアすることが大事なのです。

富士フイルムの研究・技術力
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独自のセラミドアプローチ

01

富士フイルム独自のセラミドアプローチ

外から補う

数あるセラミドの中でも、
人の肌と最も親和性が高いのがヒト型セラミド
しかし水にもオイルにも溶けず、結晶化しやすい性質により、
高濃度に化粧品に配合することができませんでした。
富士フイルムは独自のナノテクノロジーにより、この課題をクリア!

-富士フイルム独自 2つのヒト型ナノセラミド-
富士フイルム独自 2つのヒト型ナノセラミド
  • 水分を貯える
    ヒト型ナノセラミド
  • 構造を整える
    ヒト型ナノアシルセラミド

2種類のヒト型セラミドを、
世界最小*220ナノメートルまで極小化した独自技術でナノ化した
「ヒト型ナノセラミド」、ナノ化した「ヒト型ナノアシルセラミド」を開発。
写真フィルムの分野で培った独自のナノ化技術により、
「高浸透」「高純度」「高濃度」を実現し、
効率よくセラミドを肌に補うアプローチを提案します。

*2 国内外論文、国内特許の自社調査結果。2019年7月2日時点。
ブックエンドのように、細胞間のセラミドを規則正しく綺麗に満たす ヒト型セラミドのイメージ 細胞間のセラミド1 細胞間のセラミド2 ヒト型アシルセラミド1 ヒト型セラミド ブックエンド1 ブックエンド2 ヒト型アシルセラミド2
ブックエンドのように、
細胞間のセラミドを規則正しく綺麗に満たす

3つのアプローチで
効率よくセラミドが届く

世界最小*2の20ナノメートルサイズにまで極小化。
肌のすみずみに「届く」。

高濃度・高純度・高浸透
  • オイルや乳化剤などの
    不要な成分を使用せず、
    セラミドだけでできた粒子だから、
    高純度でたっぷり「届く」。
  • 不安定なセラミドを安定化。
    化粧品に高濃度で配合でき、
    たっぷり「届く」
*2 国内外論文、国内特許の自社調査結果。2019年7月2日時点。

02

富士フイルム独自のセラミドアプローチ

内から築く

STEP1

セラミドを<整える><運ぶ>とは?

肌本来の力でセラミドを<内側から築く>ために、
富士フイルムはセラミドの産生メカニズムについて研究。
すると、セラミドを生み出すだけではなく、
角層までしっかり<整える><運ぶ>というプロセスが大切だとわかりました。
そこでセラミドの原料を取り込む働きをする
セラミドトランスポーター(ABCA12)に着目しました。

セラミドを<整える><運ぶ>のプロセス 肌の内側 角層イメージ図 顆粒層 角層 セラミドを内から築く 生み出す 整える・運ぶ ※角層イメージ図

STEP2

ストレスとセラミドは関係があった!?

最新のセラミド研究を進めた結果、
肌荒れの一因とされるストレスがセラミドトランスポーター(ABCA12)
<整える><運ぶ>機能を低下させる要因であることがわかりました。
ストレスによりセラミドトランスポーター(ABCA12)が減少すると、
セラミドを角層へ<整える><運ぶ>機能が減衰。
すると角層のセラミドが不足し、
肌のバリア機能を低下させていたのです。

-ストレスによるABCA12量の変化-
ストレスによるABCA12量の変化 ストレス負荷によって肌のバリア機能が大幅に低下 48% バリア機能100% バリア機能・ストレス負荷
培養皮膚モデルに、ストレスを受けたときに生じるストレスホルモンの類似物質(デキサメタゾン)を添加し、ABCA12タンパク量とバリア機能を測定した。
※バリア機能は、経表皮電気抵抗値(TER)を用い、表皮内の電気抵抗値によって測定。

STEP3

セラミドを<内側から築く>
アセンヤクエキス配合!

富士フイルムは、セラミドを<整える><運ぶ>機能を高める成分について研究を続け、
植物由来成分「アセンヤクエキス」に
セラミドトランスポーター(ABCA12)の産生促進効果を見いだしました。
セラミドトランスポーター(ABCA12)が増えることで、
セラミドを<整える><運ぶ>プロセスを促進し、
良質なセラミドを内側から築く独自アプローチが実現。

「アセンヤクエキス」のパワーで
「セラミドトランスポーター(ABCA12)」の産生が
8倍に!!
「アセンヤクエキス」のパワーで「セラミドトランスポーター(ABCA12)」の産生が8倍に!! 240% 883% 161% 100% ABCA12発現量・アセンヤクエキス濃度
*3 ABCA12の遺伝子発現量
ガンビールノキ

アセンヤクエキス

アカネ科の植物「ガンビールノキ」から抽出されたエキスです。

優れた赤の力
「アスタキサンチン」を
独自技術でナノ化

コエンザイムQ10の約1000倍もの抗酸化パワーがある
アスタキサンチンは肌に弾むようなハリを与える
豊かな美容パワー。

従来、水に溶けにくく、
化粧品に配合しにくいという課題があったアスタキサンチンを、
富士フイルムは独自の技術によりナノ化しました。

小さくナノ化しているから、
肌の中の必要な部分までしっかり浸透します。

コエンザイムQ10とアスタキサンチンの抗酸化パワー比較 コエンザイムQ10の約1,000倍! コエンザイムQ10・アスタキサンチン
*4 富士フイルム調べ